仏教トレンド情報

BOOOK紹介 広島発!仏教書

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広島発仏教書

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広島発信の仏教入門書


広島の出版社から出版されたものや、広島の僧侶が携わって出版された仏教入門書を紹介します。広島ならではの歴史を背景にした歴史書から、あまり仏教を知らないという方のための入門書まで、様々な仏教書が出版されています。今回は特に一般向けに出版された本を紹介します。

仏事なんでも大事典

【編集】アミ研(現代真宗作法を考える会)
【発行】中国新聞社【定価】1,500円(税別)

alt 便利な冠婚葬祭の手引書。浄土真宗の正式な作法をやさしく解説。喪主の役割、通夜・葬儀の基本的な知識、参列する際に知っておきたいこと、焼香の仕方、仏壇の飾り方、迷信と習俗など、一読してわかるように工夫が凝らされています。

安芸門徒

【著者】水原史雄 ※現在入手不可
【発行】中国新聞社【定価】3,400円(税別)

alt 広島の浄土真宗は、全国的にも安芸門徒と呼ばれ、仏法を大切に受け継いできた歴史があります。当時中国新聞社の記者でもあった筆者が、各地に足を運び辿っ た安芸門徒の壮大な足跡が綴られています。県内1000人近くの意識調査を元にした、「広島県人の宗教観」など、興味深い資料も。

仏教のことがわかる101語

【著者】佐々木博真・平本幸
【発行】こう書房【定価】1,400円(税別)

alt 平常心、ありがたい、四苦八苦、大げさ、有頂天、自由自在…。なにげなく使っている言葉が仏教に由来していることを解説してあります。それぞれ中国新聞社、中国放送に勤めた経歴を持つ著者の手によるもので、身近な言葉や仏事を通して、通仏教に触れるきっかけに。

還りのことば

【著者】吉本隆明・芹沢俊介・今津芳文・菅瀬融爾
【発行】雲母書房【定価】1,700円(税別)

alt ~吉本隆明と親鸞という主題~をもとに、芹沢俊介氏と共に広島の僧侶が長年にわたって対談、思索を重ねてきた結晶。現代における親鸞理解に大きな波紋と示唆を投げかけ続ける吉本氏の親鸞論に、浄土真宗僧侶が肉迫する空前絶後の書。芹沢俊介の書き下ろしと共に必見。

今だから伝えたい 別れからの出発

【編集】広島青年僧侶春秋会
【発行】法蔵館【定価】1,300円(税別)

alt 2000年秋から、本書と同テーマで広く原稿を募集したところ、全国から480通もの原稿が寄せられました。 当初はいのちという大きな命題を前に一石を投じたいと構えていたわたしたちに、実体験を通しての膨大な数の”いのちの投稿”をいただき、読むにつれて、逆 に多くのことを感じ教えられました。 詳細はここをクリック!

こんばんは オアシス法話です

【編集】広島青年僧侶春秋会
【発行】永田文昌堂【定価】1,800円(税別)

alt 19年の歴史を持ち、6月には200回を迎える、春秋会のオアシス法話。平成8年に、第100回までのオアシス法話の中から抜粋し一冊の本にまとめたものです。 詳細はここをクリック!
 

BOOOK紹介 現代を生きる仏教的人間

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現代を生きる仏教的人間

現代を生きる仏教的人間

~「仏教とは何か」素朴な問いに~




 現代を生きる仏教的人間 

本書は難しい仏教用語でなく、一般に使われている言葉を用いながら、「仏教とは何か」という素朴な疑問に対して、仏教の「外」から客観的に明らかにしようと試みられている。

著者は日本の文化について、明治から戦前までは、東洋文化・東洋の精神を基盤に西洋文化を学んだ時代だったが、戦後から現代までは、東洋文化・東洋の精神 は棄てられ、西洋文化・西洋の精神がこれに取って代わった。日本の近代化とは、西洋化と同義である。しかし、今日の私たちの多くは日本の西洋化しているこ とを西洋化とは考えずに、単に日本の進歩だと考えるようになっている。すなわち、西洋・民主主義風の社会として、教育までも西洋の学問が基盤となっている 中で、私たちは西洋化していることにすら気づかなくなってきている状況だと言う。

そのような現状を踏まえ、このような社会を生きている我々「人間」をどのように見るのか、という点で、西洋の人間観と東洋(仏教)の人間観を比較され、共 通点と相違点とを明らかに示されている。人間の内面の奥深さに改めて気付かされると共に、急速な近代化(西洋化)により東洋の視点が失われつつある現代の 私たちのあり方が問われる。

しかし筆者は、仏教の学びの中に、西洋の視点と東洋の視点を総合(融合)し、人間として生きるということに確かな方向性を見出す可能性を提示されている。

『現代を生きる仏教的人間』
【著者】上田義文著【発行】本願寺出版社【定価】840円(税込)

 

BOOOK紹介 大智度論の物語

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大智度論の物語

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お経の魅力再発見




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『大智度論』とは、大乗仏教の中でも八宗の祖と讃えられる龍樹の著作とされる、大品般若経の注釈書です(『大正新修大蔵経』第25巻に所蔵)。

この中に描かれているジャータカ物語(仏教説話)を口語訳したものが、三枝充眞著の『大智度論の物語』です。

この中には様々仏典の説話が描かれており、ここに描かれている釈尊の本生譚の内容は多岐にわたっています。

その起源に目を向けると、世界最古の叙事詩と言われるインドの『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』に始まり、龍樹の『大智度論』へと引き継がれ、さらに鳩摩羅汁の訳出により中国へ、そして日本の『今昔物語』へと伝わっていきました。

東洋大学教授の渡辺照宏著の『お経の話』(岩波新書)の前書きにこうあります。 「読書なら”お経”が一番だ、と私は誰にでもいう。いくらでも読むものがあるし、内容 も千差万別である。人間に関する問題ならばたいてい何でも掻いてある、といっても 言い過ぎではあるまい」。

この『大智度論の物語』を読み終えた頃には”お経”の別の読み方が見えてくるかもしれません。

『大智度論の物語』(1)・(2)
【著者】三枝 充眞【発行】第三文明社 レグルス文庫【定価】840円(税込)
   

BOOOK紹介 日本人はなぜ無宗教なのか

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日本人はなぜ無宗教なのか

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お墓参りも無宗教?




 お墓参りも無宗教? 


「宗教は怖いもの?」・・悲しいかな、現代社会において、このような考え方は少なくない。

しかし日本人には、お盆の帰省やお彼岸に墓参りを行うという、宗教的行為としか表現しようのない習慣が根付いる。筆者はこのことが、まさに日本人が「自然宗教」の「信者」であることを意味し、さらに日本の宗教には、「自然宗教」と「創唱宗教」という枠組があると規定する。

「自然宗教」とは、日本の歴史の中で形成されてきた、神仏や先祖を敬うという心そのものであり、それは日本人にとって「宗教」だという自覚がほとんどない。

これに対し「創唱宗教」とは、しっかりとした歴史過程と教義に基づく開祖を持つ、いわゆる様々な宗派であり、それは時には人々に警戒心、無関心を抱かせる場合もある。

この書では、人々が「創唱宗教」を敬遠し、「無宗教」というスタンスが文化的な営みであるかのように信じてやまない世の中の風潮を、古代からの宗教観を辿りながら、江戸時代における「浮世」思想、また明治という日本近代化の歴史過程の中に問うている。

また、このような状況の中でも、「豊かな宗教観」を生み出す流れが現代にも息づいているとしており、無宗教を標榜している日本人が持っている「宗教観」を掘り起こし、再構築できる可能性を示唆している。


『日本人はなぜ無宗教なのか』
【著者】阿満 利麿【発行】ちくま新書【定価】680円(税別)

 

BOOOK紹介 隠れ念仏と隠し念仏

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隠れ念仏と隠し念仏

隠れ念仏と隠し念仏

なぜ、隠れ、隠す必要があったのか




 隠れ念仏と隠し念仏 


九州南部の鹿児島、熊本、宮崎に伝わる「隠れ念仏」。岩手を中心とした東北各地に伝わる「隠し念仏」。

一方は、本願寺とつながりを命がけで保ち、弾圧を生き抜いて行かれた。 一方は、菩提寺からも隠れ、一切の秘密を命がけで守り、今なお篤い信仰を秘め続ける。

かたちは異なるが、両方とも信仰を「隠す」ことにより念仏の教えを伝えてきた。 「隠す」ためには、文字などの証拠を残してはならない。わが身に教えを刻み込み、親から子へ、孫へ伝える。 まさに身をもって、いのちをかけて、信仰を受け継がれた人々がいました。

なぜ信仰は伝わってきたのか、なぜこころは伝わらなくなったのか、考えさせられる一冊です。


『隠れ念仏と隠し念仏-日本人のこころ九州・東北-』五木寛之 こころの新書5
【著者】五木寛之著【発行】講談社【定価】880円(税込)
   

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