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仏教の源流

仏教の源流

釈尊の道のりをたどる




仏教の源流 


約2500年前にインドで仏教を開いた釈尊。その生涯は、「仏伝」という形で編纂され今に伝わっています。

とかく、「仏伝」とは伝説的であり、現代の考え方からは受け入れにくい面もありますが、実はその「仏伝」に説かれる事象が意図するところこそが、そのまま釈尊の教えの根本でもあることが分かり易く示されています。

生まれてすぐに7歩歩いて言葉をしゃべった?一国の王子であった青年期に城の4つの門から出歩き見たものとは?6年間の苦行の意味とは?菩提樹の下で悟り を開く邪魔をした悪魔とは?当初は教えを人々に説くことをためらった?最初に説いたとされる教えとは?等々、釈尊の歩みの中にこめられたメッセージを解き 明かします。

さらに、これら仏伝に託された教説を手がかりとして、根本教理である縁起の思想から空の哲学を経て、大乗仏教へと展開する流れを紐解かれます。

「仏教とは何か?」と いうことを理解する上で、単なる入門書にとどまらず、とても示唆に富んだ仏教書です。ぜひ一度、手に取ってご覧下さい。


『仏教の源流-インド』【著者】長尾雅人【発行】中央公論新社【定価】800円