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BOOOK紹介 大智度論の物語

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大智度論の物語

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お経の魅力再発見




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『大智度論』とは、大乗仏教の中でも八宗の祖と讃えられる龍樹の著作とされる、大品般若経の注釈書です(『大正新修大蔵経』第25巻に所蔵)。

この中に描かれているジャータカ物語(仏教説話)を口語訳したものが、三枝充眞著の『大智度論の物語』です。

この中には様々仏典の説話が描かれており、ここに描かれている釈尊の本生譚の内容は多岐にわたっています。

その起源に目を向けると、世界最古の叙事詩と言われるインドの『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』に始まり、龍樹の『大智度論』へと引き継がれ、さらに鳩摩羅汁の訳出により中国へ、そして日本の『今昔物語』へと伝わっていきました。

東洋大学教授の渡辺照宏著の『お経の話』(岩波新書)の前書きにこうあります。 「読書なら”お経”が一番だ、と私は誰にでもいう。いくらでも読むものがあるし、内容 も千差万別である。人間に関する問題ならばたいてい何でも掻いてある、といっても 言い過ぎではあるまい」。

この『大智度論の物語』を読み終えた頃には”お経”の別の読み方が見えてくるかもしれません。

『大智度論の物語』(1)・(2)
【著者】三枝 充眞【発行】第三文明社 レグルス文庫【定価】840円(税込)