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2019 12/5 UP

◆ 12月 やすらぎ園 法話会 ◆

やすらぎ園法話会

2019122

「キズついて咲くハナ」

今月は板垣聞由さんに出向していただきました。

板垣1

阿弥陀さまは蓮の花の上(蓮台)にお立ちになられています。水面にきれいな花を咲かせる蓮の花。実は、暗くて深い泥の中にその根を張りめぐらせています。さらには、その種はカラが硬く、傷つかないと芽吹かないそうです。硬いカラに覆われお互い傷つき傷つけ、それは私の姿であるとのお話をしてくださいました。

 蓮子

108歳でご往生されたご自身のひいおばあさん。 晩年のひいおばあさんに対し、そばにおられたおばあさんは時に「おかあさん!こがーなこと(こんな こと)しとっちゃいけんでしょうが!」と叱ることも。しかし、その当時70歳のおばあさんが現在91歳となられ、お母さんから「おかあさん!こがーなこと(こんなこと)しとっちゃいけんでしょうが!」と叱られることがあるそうです。ひいおばあさん、おばあさん、お母さんの姿に「老い」や「自らの心の内」を見せてもらっている。他の誰でもなく私の姿であったとお話しくださいました。

板垣2

お釈迦さまは、人生は「苦」であるとおっしゃいました。生老病死。この世に生を受けたならば、年をとりたくないと思っても、一秒たりとも若返ることはできません。思わぬ病にもかかっていかねばなりません。そして、誰しもが必ず死をむかえていかねばなりません。その変えられないことを変えようとするところに、苦しみが生じるのだと明らかにされました。

苦しみの元は、私の心の中にこそあるのですね。

泥の中、自分の思い通りにならなければ、相手を傷つけ自らを傷つけ、悩み苦しみの中に生きる私たちに、「苦しみのままにしておかないぞ」「必ずさとりの花を咲かせて見せるぞ」とはたらきつづけてくださっている阿弥陀さま、そのお心が『南無阿弥陀仏』となって私のいのちに入り満ちてくださっていることをみなさまとともによろこばせていただきました。

板垣3
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