2022 3/7 UP
研修会「ネット時代に『宗教者の言葉』を届けるには」
3月4日(金)、スピーチライターのひきたよしあき氏をご講師にお迎えし、「ネット時代に宗教者の言葉を届けるには」と題したオンライン研修会が開催されました。
全日本宗教用具協同組合様から、「青年僧侶の皆さまも、私たちのように移り変わりの激しい現代でどうあるべきか、同じような悩みを持ってらっしゃるのではないか」というお声掛けをいただき、春秋会縁成部会との合同研修会という形で実現しました。
ひきた氏は、博報堂で数多くのCMを手掛け、東日本大震災の際には内閣官房の広報アドバイザーも務められた、伝えることのプロフェッショナルです。
「言葉は、伝えたい相手の世代、価値観をきちんと知った上で選びます。」という話から始まり、その具体的な方法として、スピーチフォーマット、スピーチ練習法、表現の技術という3つをご指導いただきました。 私たち僧侶にも、長い歴史の中で作り上げられた布教法があります。しかし様々な分野で確立されている伝道方法、理論というものも学びながら、本当に伝わる方法を考えていかねばならないと強く思いました。
「小学校5年生に伝わるように伝える、それが一番伝わります」と、いう言葉が印象に残っています。この文章は5年生に伝わるだろうか・・・たくさんの学びと課題をいただいた研修会でした。
これだけ混迷している今だからこそ、仏法が広まってほしいと思います。 その為、会員一同しっかり学び、伝える活動を続けていきたいと思います。
広島青年僧侶春秋会 縁成部会